最新の情報マルチメディア通信のなかで官公庁始め企業の活動はもとより情報伝達として通信回線を利用し、動画、静止画、描画、音声等あらゆる情報を隔てた地点にある会議室相互間を通信回線で結ぶ事により、お互いの情報を瞬時に共有できる、通信情報設備としてテレビ会議システムが使用されている現状にあります。
テレビ会議システムとしては、情報共有機器(PC、DVD/VTR、テレビカメラ等)送受信側のモニターテレビ等と、音声をやり取りするマイク、並びにスピーカ等の機器から構成されています。
又これらの機器を制御するため、制御装置が必要になりこれらが一体となり、一つのテレビ会議装置として機能するわけです。一対向接続の場合も有りますが、同時多地点接続の場合も有ります。その場合には、同じ機器構成の設備が必要となります。
その他に、音声会議のみのシステムも有りこの装置の場合はテレビ部門の機器は含まれませんのでコストパフォーマンスが良くなります。いずれにしろ通信回線を利用し情報共有の有効な手段として利用されております。
テレビ会議システムの設置に関しては部屋の環境条件に対しての配慮が必要になります。
照明設備、音に対しての防音対策(スピーカ反響対策)など。次に制御装置機器の設置に際し通信回線接続等の考慮が必要となります。
それに伴う機器間の配線工事、(多種多様な配線材料及び多種多様なコネクター類など)、についての細心の注意をはらいながらの施工が求められます。
会議の内容により長時間にわたり会議の進行がなされるわけで長時間使用に耐える高品質画像及び、聞き取り易い音質の確保及びより良い会議環境が必要になります。
設置後の機能維持のためには後々の保守管理が大事な役割を担うわけで保守の効率化を図りながら初期の機能を保つためにはぜひとも必要になります。
以上はテレビ会議システムを主題に、申し上げてまいりましたが、そのほか映像音響設備電気通信設備、(及び電気通信工事)、等に共通する事なのです。
当社、今までの実績に基づいてまいりましたが、これからの情報ネットワーク設備の内容も多様化し高度なものへと進化するなかで、これからも益々頑張ってまいりたいと思う次第です。